
こんにちは!あずさ先生です*
いきなりですが・・
お子さんが、おもちゃの取り合いでお友達を押しちゃった。。
そんな時に
「お友達に"ごめんね"って言った?」
「"ごめんね"って言いなさい」
なんて言ってないですか?
これ、言っちゃってたら要注意です!
そもそも・・・
子どもが「ごめんなさい」を理解できるようになるまでには段階があります!
理解できていないのに親が「無理やり」謝らせても意味がないですよね。。
では、その段階とは?
一緒に詳しく見ていきましょう〜!
<0〜3歳ごろ>
3歳くらいまでは、自我を育み、自己主張できるようになることが大切!感情のコントロールが難しいので実はまだ「謝罪適齢期」ではないんです。
とは言っても、「他者を傷つけてないけない」というしつけはした方が良いですね(^^)
<4〜5歳ごろ>
4歳ごろから社会性が身についていきます。社会にはルールがあることを理解し、お友達とも仲良くしたいと思うようになり「謝罪適齢期 初期」に入っていきます。
この頃から意味を理解して「謝る」ことができるようになりますよ!
<6〜12歳ごろ>
6歳ごろから協調生が身につき、罪悪感の感情を持ち始め「心から謝る」ことができるように。発達ペースに合わせて「謝る」という行為を促していきましょう!
また、親が間に入る時は、まず子どもの気持ちを聞くことがとても大切です。
子どもの気持ちを受け止めた上で冷静に状況判断し、「何が悪くて」謝る必要があるかを説明してあげてください。
親に話を聞いてもらった子は「自分だけが悪いわけではないことを分かってくれている」と
心が軽くない素直に謝ることができます。
反対に、親が「お友達の気持ち」を優先するほど、子どもは言い訳すらできない状況に追いやられて、自分の心を無視して、人の顔色を伺うようになり「自己肯定感」もどんどん下がっていってしまいます。。
普段の生活の中で、相手の子どもや保護者に申し訳なくなって、つい慌てて「ごめんなさいって言いなさい!」と言ってしまう場面もあるかと思います。
ただ、「謝ること」が理解できるのは3歳ごろから!「"とりあえず"ごめんなさいを言わせること」は、意味がありません。
Azutopia英会話教室でもおもちゃの取り合いが多いですが、取り合いになった根本的な原因を考えたり、子どもたちそれぞれの気持ちを尊重することを大切にしています*
「謝らせる」前に一呼吸置いて、冷静に状況判断できると良いですね!(^^)