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「ごめんなさい」子どもに言わせてませんか?

更新日:2月7日



こんにちは!あずさ先生です*


いきなりですが・・

お子さんが、おもちゃの取り合いでお友達を押しちゃった。。



そんな時に

「お友達に"ごめんね"って言った?」

「"ごめんね"って言いなさい」

なんて言ってないですか?


これ、言っちゃってたら要注意です!




そもそも・・・

子どもが「ごめんなさい」を理解できるようになるまでには段階があります!

理解できていないのに親が「無理やり」謝らせても意味がないですよね。。



では、その段階とは?

一緒に詳しく見ていきましょう〜!



 


<0〜3歳ごろ>

3歳くらいまでは、自我を育み、自己主張できるようになることが大切!感情のコントロールが難しいので実はまだ「謝罪適齢期」ではないんです。

とは言っても、「他者を傷つけてないけない」というしつけはした方が良いですね(^^)




<4〜5歳ごろ>

4歳ごろから社会性が身についていきます。社会にはルールがあることを理解し、お友達とも仲良くしたいと思うようになり「謝罪適齢期 初期」に入っていきます。

この頃から意味を理解して「謝る」ことができるようになりますよ!




<6〜12歳ごろ>

6歳ごろから協調生が身につき、罪悪感の感情を持ち始め「心から謝る」ことができるように。発達ペースに合わせて「謝る」という行為を促していきましょう!



 


また、親が間に入る時は、まず子どもの気持ちを聞くことがとても大切です。

子どもの気持ちを受け止めた上で冷静に状況判断し、「何が悪くて」謝る必要があるかを説明してあげてください。


親に話を聞いてもらった子は「自分だけが悪いわけではないことを分かってくれている」と

心が軽くない素直に謝ることができます。


反対に、親が「お友達の気持ち」を優先するほど、子どもは言い訳すらできない状況に追いやられて、自分の心を無視して、人の顔色を伺うようになり「自己肯定感」もどんどん下がっていってしまいます。。




普段の生活の中で、相手の子どもや保護者に申し訳なくなって、つい慌てて「ごめんなさいって言いなさい!」と言ってしまう場面もあるかと思います。

ただ、「謝ること」が理解できるのは3歳ごろから!「"とりあえず"ごめんなさいを言わせること」は、意味がありません。




Azutopia英会話教室でもおもちゃの取り合いが多いですが、取り合いになった根本的な原因を考えたり、子どもたちそれぞれの気持ちを尊重することを大切にしています*



「謝らせる」前に一呼吸置いて、冷静に状況判断できると良いですね!(^^)


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