「ママやって!」に隠された子どもの本音とは?
- Azusa Kobayashi

- 7月18日
- 読了時間: 3分

子育て中のママなら、一度は聞いたことのある言葉かもしれません。
靴を履くとき、ごはんを食べるとき、おもちゃを片付けるとき…
「やってほしい」という子どもの声に、どこまで応えてあげたらいいのか、迷ったことはありませんか?
Azutopiaのレッスンでも、実はこの“ママやって”への対応が、その子の自立や英語学習にも大きく関わってくるんです。
「ママやって!」の本当の理由とは?
この一言の裏には、実は必ず“理由”があります。
例えば…
できるかどうか不安
甘えたい
めんどくさい
言葉はシンプルでも、子どもの心の中にはさまざまな気持ちが渦巻いています。
まずは「なぜ“やって”と言っているのか?」という背景を知ることが、対応の第一歩です。
では、そんなときに親としてどう接すればいいのか、いくつかのヒントをご紹介しますね。
①「できるかどうか不安」なとき
まだやったことがない、やり方がわからない、自信がない。
そんな時に「ママやって」と頼ってくることがあります。
一緒にやってみる
ゆっくりやり方を見せる
少しだけヒントを出してあげる
そうすることで「自分でもできそう!」という気持ちが育ち
次は自分からチャレンジしてみようとする姿勢に繋がっていきます。
②「甘えたい」気持ちのとき
寂しい、誰かと一緒にいたい。
そんな時にも、「ママやって」と甘える形で気持ちを伝えてくることがあります。
まずは気持ちに寄り添う
スキンシップを取る
一緒に過ごす時間を意識的につくる
心が満たされれば、自然と「自分でやってみよう」というエネルギーが湧いてくるものです。
③「めんどくさい」からの依頼
「え〜、だって面倒なんだもん」
そんな本音が隠れている場合もあります。
このときに親がすべてやってしまうと、「やってもらって当たり前」が育ってしまうことも…。
ゲーム感覚で楽しませる
順番制にする
ゴールを決めて盛り上げる
子どもが主役になれるような工夫をすると、自分から動き出せるようになります!
Azutopiaでの実践
Azutopiaでは、「遊びながら学ぶ」ことを大切にしながらも、
こうした子どもたちの声に丁寧に耳を傾け、それぞれの気持ちに合わせた関わりを心がけています。
英語を学ぶことはもちろん、「自分でできた!」という達成感を育むことも、私たちのレッスンの大切な柱のひとつ。
そのため、ママが横で寄り添いながら、でも主役は子ども。
Azutopiaのクラスでは、ママも一緒に参加しながら、子どもの“できる”を少しずつ育てていきます。
子どもの「ママやって」には意味がある
この言葉には、必ず理由があり、そこには子どもなりの感情や成長のヒントが詰まっています。
手を貸すことは悪いことではありません。
でも「自立」や「自己肯定感」を育てるためには、ただ“やってあげる”のではなく、
“一緒にやる”、“そっと背中を押す”ことが大切なのです。
Azutopiaでは、こうした子どもたちの気持ちを大切にしながら、
英語と心の成長を同時にサポートしています。
「ママやって!」
この言葉が、子どもの未来への第一歩かもしれませんね。



